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倒産回避・対策と経営改善は日々の積み重ね
早速ですが,自社が倒産を考える事態に陥ることを想定する機会は少ないのではないでしょうか。
経営のすべてが上手くいっているとは言い切れなくても,この二文字は考えたくない事態だと思います。
無論,陥らないように経営のかじ取りをすることは経営者の最大の仕事であることは言うまでもありません。では,どのようなかじ取りをすれば陥らないのでしょうか。
残念ながら,これには正解は存在しません。そうなのです,経営には「正解」が存在しないのです。ですから「不正解」も存在しません。その時々の会社の状態を見ながらベストな判断していくことになります。
ただし,経営者の考えている方向に会社が進んでいるか,否かを計ることは重要です。正解・不正解はありませんが,考えている方向に進んでいなければ,また進まなければ判断を改め,逐次修正を重ねていく必要があります。
この「逐次修正する」という仕事を「改善」と言います。経営者は一日に幾つもの判断を求められ,決断していく立場にあります。しかも,その内容は捉えにくく,見えにくいものですから,余程,熟考している課題でない限り,判断の誤りがあるものと捉えて経営にあたることをお勧めします。
このように考えると「改善を行う」ということをスムーズに受け入れられるのではないでしょうか。この日々の改善を行うことによって冒頭での「倒産」という一大事はかなりの確率で低くなります。逆に改善を怠ってしまうと突然に「倒産」というひん死の状態に陥ってしまうことも少なくありません。
具体的に日々の改善は,定量・定性の観点から図っておくと大事に至ることを予防できます。いずれか片方では不十分です。皆さんもよくご存知と思いますがこの改善を上手く取り入れるために「PDCA」の概念があります。「PDCA」の良いところは,原因と結果を明らかにしながら経営をスパイラルに高めていける事です。しかし,上手く取り入れないと高めるどころかスパイラル的に下がってしまうことになりかねません。私はこれまでに,そうした会社を幾つも目の当たりにしてきました。
そうした事態に陥らない為にも改善を重ねることを忘れて頂きたくない強い思いと,不運にもそのような事態に陥った場合には,その会社さまの望むべき方向に一日でも早く戻るように支援できる体制を整えています。
日々の改善は小さなことであっても,積み重なると大きな改革のうねりとなります。逆に小さな改善の見過ごしは倒産の悪夢の二文字を呼び寄せかねません。改善も倒産対策も会社にとっては楽なことではりませんが,正解がない経営の世界だからこそ,日々の努力は欠かせません。
それでもお一人で力尽きたと思われることがあった際は,あきらめる前に一度弊所へご連絡ください。客観的な観点で違った方向性や対策のご提案ができる可能性があります。
今月もブログを拝読いただき,ありがとうございました。
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さて、会社経営は苦難と予期せぬ出来事の連続です。何の問題もなく順風満帆な会社経営こそ存在しないのではないでしょうか。そんな会社の経営者、リーダー、責任者である社長は多くの決断を求められます。その決断のなかには、会社存続に関することもあると思います。今まさにお一人で抱えきれない問題の解決を迫られているかもしれません。それでもご安心ください。大袈裟ですが命までは取られはしません。起きたことは必ず納まります。
大永綜合経営事務所には、倒産対策・回避、再生、改善など、会社の有事に向き合って20年以上の経験豊富なコンサルタントが存在します。お悩みの解決の糸口がきっと見つかるとおもいます。お困りのことがありましたら是非一度お問い合わせ下さい。